自宅を差押されて競売にかけられないために

不動産投資で失敗してしまい、対象不動産を売却してもローンを返済しきれない場合は、最悪の場合は自宅が差し押さえられて競売にかけられてしまい、強制的に売却されて残債の返済に充てられてしまいます。

そのため、投資用の不動産は任意売却をしただけでは問題は解決されず、売却後の対応も非常に重要で、これを間違えると取り返しがつかないことになります。

当社では、依頼者様の自宅や資産を守ることを最優先に、必要に応じて弁護士などと連携して最善の方法を模索してまいります。

個人再生とは裁判所を通した債務整理の一種で、その中の「住宅ローン特則」を使うことで自宅を手放さずに残債を整理することができます。

具体的には、個人再生手続きをすることで、自宅の住宅ローン以外の債務を5分の1（債務が3000万円以上の場合は10分の1）に圧縮しする方法です。

この方法を使うことで、これまで通りに住宅ローンの返済を続けさえすれば自宅は競売にかけらずに済み続けながら、投資不動産のローン残債やその他の債務を圧縮することができます。

ただし、個人再生を使うためには安定して一定の収入があることが条件となります。
また、それ以外にも細かな要件やリスクもありますので、詳しくはお問い合わせください。

リースバックとは自宅を一度売却し、買主から賃貸として借りてそのままその家に住み続ける方法です。

もし投資用不動産のローンが残ってしまい、個人再生も条件が合わずに適用されない場合は、自宅が差し押さえられて競売にかけられてしまうリスクが高まります。

競売で見ず知らずの第三者に落札されて自宅を追い出されてしまう前に、当社または当社提携の投資家が依頼者様の自宅を買い取って賃貸としてそのままお貸しすることで自宅に住み続けることが可能なうえに、自宅の売却代金はそのまま投資用不動産のローンの残債の返済に充てていただくことができます。

※リースバックは安易に行うと詐害行為(不当な財産隠し)とみなされ、後で取り消されてしまうリスクが伴いますので、必要に応じて弁護士などの専門家も交えて慎重に行う必要があります。